厚生労働省は4日、2022年1月の「一般職業紹介状況」を公表しました。
有効求人倍率(季節調整値)は1.20倍で、前月比0.03ポイント上昇。新規求人倍率(同)は2.16倍で、同0.03ポイント低下。新規求人数は、前年同月比で14.6%増。産業別では、宿泊業・飲食サービス業(38.8%増)、製造業(38.5%増)、情報通信業(24.7%増)などで増加しています。
有効求人倍率は、2018年9月にはバブル期のピークを上回る1.64倍に達しました。しかし、2020年1月以降はコロナ禍の影響で大きく落ち込み、2020年9月には1.04倍まで低下しましたが、それ以降は緩やかな上昇傾向が続いています。依然としてコロナ禍の影響は見られるものの、少子化による生産年齢人口の減少を背景に求人数が求職者数を上回る状況が続いています。
(一般職業紹介状況(令和4年1月分)について/厚生労働省)
(報道発表資料)

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