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執筆者の写真川西 康夫

合計特殊出生率1.20に低下、過去最低

 厚生労働省は6月5日、2023年(令和5年)「人口動態統計月報年計(概数)」を公表しました。

 合計特殊出生率は1.20(対前年比0.06ポイント低下)となり、2016年以降、8年連続の低下で過去最低となりました。出生数は72万7,277人(前年比4万3,482人減)で、こちらも過去最少となっています。死亡数は157万5,936人(前年比6,886人増)と3年連続で増加して過去最多、自然増減数(出生数と死亡数の差)は84万8,659人の減少(前年比5万368人減)となり、17年連続、過去最大の減少となりました。

 合計特殊出生率とは、「15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの」で、一人の女性が一生の間に生む子どもの数に相当します。人口動態統計における合計特殊出生率は、日本人女性一人に対して将来の日本人が何人になるかをみるものであり、今後の人口動態の状況を予測するために重要な指標であるとされています。


令和5年(2023年)人口動態統計月報年計(概数)の概況/厚生労働省



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