厚生労働省は7月22日、8月1日からの雇用保険の基本手当日額の変更などを公表しました。
基本手当日額の最高額は各年齢階層で75円から90円、最低額は64円引き上げられます。最高額の変更は、令和3年度の平均給与額(毎月決まって支給する給与の平均額)が令和2年度と比べて約1.11%上昇したこと、最低額の変更は、地域別最低賃金の上昇により最低賃金日額が適用されたことに伴うものです。
具体的な変更内容
1.基本手当日額の最高額の引上げ
基本手当日額の最高額は、年齢ごとに以下のようになります。
(1)60歳以上65歳未満 7,096円 → 7,177円(+81円)
(2)45歳以上60歳未満 8,265円 → 8,355円(+90円)
(3)30歳以上45歳未満 7,510円 → 7,595円(+85円)
(4)30歳未満 6,760円 → 6,835円(+75円)
2.基本手当日額の最低額の引上げ
2,061円 → 2,125円(+64円)
(厚生労働省/報道発表資料)
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