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【動向】2024年度の倒産は11年ぶりの1万件超え

  • 執筆者の写真: 川西 康夫
    川西 康夫
  • 20 時間前
  • 読了時間: 1分

 帝国データバンクは4月8日、「倒産集計2024年度報」を公表しました。

 2024年度の倒産件数は10,070件(対前年度比13.4%増)となり、3年連続で前年度を上回りました。2013年度(10,102件)以来、11年ぶりに1万件を超える結果となり、負債5,000万円未満の倒産が2000年度以降で最多となるなど、中小零細規模の倒産が増加しました。

 業種別にみると、全業種で前年度を上回り、「建設業」「製造業」「小売業」「運輸・通信業」「サービス業」「不動産業」の6業種は、過去10年で最多となりました。「サービス業」が2,638件(対前年度比20.6%増)で最も多く、「小売業」が2,109件(同12.5%増)、「建設業」が1,932件(同10.5%増)と続きました。

 倒産主因別にみると「販売不振」が8,261件(対前年度比17.6%増)で最も多く、全体の82.0%を占める結果となりました。「人手不足倒産」は350件(同11.8%増)判明し、2年連続で300件を超え、過去最多を更新しました。このうち従業員数10人未満の小規模企業が277件で約8割を占めています。「物価高(インフレ)倒産」は925件(同10.5%増)判明しました。初めて900件を超え、過去最多を更新しました。

 

倒産集計2024年度報(2024年4月~2025年3月)/帝国データバンク



 
 
 

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