【行政】最低賃金、全国平均1,177円・引上げ額56円

厚生労働省は9月3日、地方最低賃金審議会が答申した令和8年度の地域別最低賃金改定額を公表しました。改定額の全国加重平均は1,177円(昨年度1,121円)で昨年度比プラス56円となり、33府県で中央最低賃金審議会の目安額(54円と56円)を上回りました。引上げ額の最高は佐賀(65円)で、鹿児島(64円)、高知・沖縄(63円)が続きます。全国加重平均額56円の引上げは、前年の66円には及ばなかったものの、昭和53年(1978年)の目安制度創設以降で2番目の高さとなりました。最高額(1,280円・東京)に対する最低額(1,085円・宮崎)の比率は84.8%で12年連続の改善となりました。
近畿地方の地域別最低賃金改定額をみると、大阪は1,231円(昨年度比プラス54円)で東京、神奈川に次いで全国3番目の高さとなり、兵庫が1,172円(同56円)で続きます。最低額は和歌山の1,101円(同56円)ですが、近畿6府県のすべてで1,100円を超えました。
発効月は、前年は多くの地域で11月以降に後ろ倒しでしたが、今年は10月発効が37都道府県、11月発効が7府県、岩手、沖縄と先月大きな地震があった熊本の3県は12月の発効となりました。全都道府県において、年内に改定後の地域別最低賃金が発効します。
令和8年度 地域別最低賃金 答申状況/厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/001745621.pdf
近畿地方における令和8年度の地域別最低賃金改定額
都道府県名 | 改定額(昨年度) | 引上げ額 | 発効日 |
滋賀県 | 1,136円 (1,080円) | +56円 | 10月 3日 |
京都府 | 1,180円 (1,122円) | +58円 | 11月16日 |
大阪府 | 1,231円 (1,177円) | +54円 | 10月 1日 |
兵庫県 | 1,172円 (1,116円) | +56円 | 10月 1日 |
奈良県 | 1,107円 (1,051円) | +56円 | 10月 4日 |
和歌山県 | 1,101円 (1,045円) | +56円 | 10月 3日 |
【参考】
都道府県名 | 改定額(昨年度) | 引上げ額 | 発効日 |
全国平均 | 1,177円 (1,121円) | +56円 | - |
東京都 | 1,280円 (1,226円) | +54円 | 10月 1日 |
宮崎県 | 1,085円 (1,023円) | +62円 | 10月24日 |


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