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  • 執筆者の写真川西 康夫

令和4年の労働災害、死亡者数5.5%減、死傷者数70.5%増

 厚生労働省は12月16日、令和4年の労働災害発生状況(12月速報値)を公表しました。

 令和4年における労働災害の死亡者数は658人で前年同期比5.5%の減少となりました。業種別では、建設業242人(同0.4%減)、第三次産業160人(同8.6%減)、製造業125人(同7.8%増)など。事故の類型別では「墜落・転落」196人(同9.5%増)が最多となっています。

 一方、休業4日以上の死傷者数は20万9,999人で前年同期比70.5%の大幅な増加となりました。業種別では、第三次産業の14万8,606人(同126.6%増)が最多となっています。事故の類型別では、「その他」(主に感染症による労働災害)10万3,711人(同482.0%増)、「転倒」2万8,421人(同4.1%増)、「墜落・転落」1万7,045人(同2.6%減)など。新型コロナウイルス等の感染症による労働災害が全体の半数近くを占める結果となりました。


(労働災害発生状況/厚生労働省)



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