【動向】新入社員のモチベーション、「心理的安全性」と「成長支援」がカギ
- 川西 康夫
- 7月29日
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リクルートマネジメントソリューションズは6月23日、「新入社員の意識調査2025」を発表しました。
働いていくうえで大切にしたい事のトップは「社会人としてのルール・マナーを身に着けること」が53.6%となり、2010年からの調査実施以来の過去最高値となりました。次いで「仕事に必要なスキルや知識を身につけること」43.7%、「任せられた仕事を確実に進めること」37.6%と続き、「周囲(職場・顧客)との良好な関係を築くこと」は35.0%となり、上位ではあるものの過去最低値となりました。
新入社員時代に身につけるべきことのトップは「社会人としての基本行動(報告・連絡・相談・PDCAなど)」が53.8%となり、一方、最下位は「会社の理念や価値観に沿った行動」(0.5%)となり、今の新入社員のなかでは、会社の文化・風土や理念・価値観を身につけることに優先順位が低いことがわかる結果となりました。
仕事・職場生活をするうえでの不安のトップは「仕事についていけるか」が64.8%となりその他と大きく差をつけました。また「自分が成長できるか」が30.1%となり、昨年比+4.6ポイントで昨年5位から今年4位と上昇しました。
仕事をするうえで重視することのトップ2は「成長」35.1%と「貢献」23.8%となり、近年「成長」の選択率が高くなってきている傾向があります。
「新入社員意識調査2025」の分析結果を発表/リクルートマネジメントソリューションズ

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